「針穴を突く」と「鎖の先端」と「山の頂」
普通に聞いたら、全部別の言葉だと思いますよね。

でもこれらは全て、同じ一つのことを表しています。
それは何か。

歌詞を書く時の言葉選びのことです。

最近、作家の勉強を共にしている人たちと、
知識のシェア会をやりました。
学んでいるメンバーのバックグラウンド、
それぞれの強みがそれぞれ違うので、
それらの知識をシェアすることで
各人のレベルが上がったり、大事なことを再確認できたり、
別の方法を知ったりすることができました。

その中で作詞家の方が、言葉の選び方(決め方・出し方)を
レクチャーしてくれたのですが、
たくさんある「そこに入って欲しい言葉のニュアンス」を挙げることで
針の穴を突くようなジャストの言葉を見つける(いただく)のだと
言ったのです。

私にはそれがとっても新鮮でした。
私は今までそのような言葉選びの感覚は
持っておらず、
とる方法はほぼ同じなのに、
最終的な言葉を見つけるまでのプロセス・感覚を
「山の頂に到達する」 とか
「考えていった思考の鎖の終着点を見つける」みたいな
言葉・感覚で捉えていたんです。

同じことをするのに、
バックグラウンドや専門が違うと、
こんなに感覚が違うのだなと驚きました。
と同時に、きっとそうやって授かる言葉は
プロセスの感覚が違う以上、きっと違うんだろうなとも感じました。

おもしろいなぁ。制作って。